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テレサ・テンも多くの物悲しいメロディーをすばらしい歌唱力と人並み外れた美声で歌い上げた、歌手だと思っています。日本国内や母国の台湾のみならず、アジアの多くの国で愛されているようです。

いつも出てくる閉店した荻窪のスナックでも、多くのお客さんが歌っていました。
やはり哀愁系の「つぐない」「愛人」と、バラード系の「時の流れに身をまかせ」「別れの予感」の大ヒット曲が圧倒的に多いと思っていました。私はこれらの中では「つぐない」が好きです。

テレサ・テンの暗い系の歌は、私のように男性もけっこう歌うというふうにも感じました。
もちろん私もその一人ですが、ママにはどういうふうに聴こえていたのでしょうか?
特に私が酔っ払っていい気分で、歌っていると・・
「声や歌はまだいいけど、いい男でない場合は、許せないのよね」
と曲が終わるまで、目をつぶっていたかもしれません。

おっと、ここは表題の曲の話でした。

表題の「ジェルソミーナの歩いた道」は曲名や、作曲者を承知していましたが、長年どういう曲か知りませんでした。1981年に発売され、作曲は以前「こおろぎ橋」で紹介した丹羽応樹(にわまさき)です。暗い哀愁系のいい曲だと思っています。詞は別の方ですが、「ジェルソミーナ」とは?など、よくわからないまま聴いていました。

ただ歌うのはけっこう難しそうで、特に男性が歌うと妙な「違和感」を感じるのでは?と思っています。そこそこは売れたようですが、地味な感じの曲なので、少なくとも私は他のお客さんがこの歌を歌うのを見たことがありません。

私もこの歌を知ってからも、店でこの歌を歌ったことはありません。
もし歌ったりしたら・・、
ママは目をつむるだけでなく、耳をふさぎ、それから必要はないのに鼻まで栓をしてしまうに違いないと思っています。
「・・・」

この楽曲に対する名曲という評価はすべて個人的な感性によるものです。当方は専門家でもなく、また好みや嗜好は個人差があることをご承知おきください。