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この曲は1972年に発売されました。
私はまだ小学校低学年なので歌詞の意味などはわかりませんでしたが、かすかにメロディーはおぼえています。さすがにこのころは「暗い哀愁のメロディー」だけを好きなわけではなかったのと、当時の昭和歌謡にはこのパターンの暗い歌は結構あり、そんなにめずらしく感じなかったのか、それほどこの曲が頭や心のどこかに住み付いて離れない、ということはなかったと思います。それくらい哀愁たっぷりですが、暗く重い曲でした。

でも大人になってから、この曲を再び聴いた時は「あれ?この曲、メロディーも歌詞いいな」と素直に感じました。作曲は浜圭介で、個人的にはこの手の曲をつくったら右に出るものはいないくらいの才能を持った「大家」だと思っています。

また作詞は千家和也でもちろん人物名は聞いたことがありますが、この人の作品は注意してみていないので、正直にいうと詳しくわかりません。ただ少なくともこの曲に関しては、大人になってからこの曲が気に入った大きな要因は、この詞です。

特に2番の「一番鳥が泣く 柱の影で 心の準備して 時間を待つわ」(引用)という部分で、その気持ちはピークになります。私が鉄道ファンだからというわけではありませんが、この詞とメロディーを合せて聴くと、その情景が浮かび上がってきます。

三善英史は近年「バイセクシャル」であることを自分でカミングアウトしたようです。当時もこの曲と詞を歌い上げる、端正でイケ面なのに、少し女性的な暗い感じで、ソフトな声とすべてがマッチしているように感じていました。そしてこの前述のカミングアウトにも「やはり・・」と納得してしまいました。

私的には多分この曲が彼の中では断トツの一番の曲だと思っています。

この歌も、以前の文章で何回か登場した以前私の行きつけで、HPまでつくっていた荻窪のスナックでも閉店してママが皿洗いなどをしている時に頻繁に歌っていました。

たぶんママは疲れている時間帯なので「こんなタイミングで、そんな暗い歌、やめてよ・・」と思っていたに違いありません。「心に漬物石が乗るくらい・・」それくらいヘビーな曲だと思っています。

舞い上がってしまい、少し頭を冷やした方がいいような人がたまにいますが、そういう人に聴いてもらうとちょうどいいくらいかもしれません・・。

そして暗い曲好きの人には、「舟唄」と並ぶくらい酒をちびりちびりと飲みながら聴くと、絶品です。

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ということで、ここからは曲紹介とは直接関係ありませんが、寝ていて朝方によくこういうことってありませんか?

「夢」(ショートショート)

夢から覚めたら、

それがまた夢で、

それが覚めたと思ったら、

さらにまた夢で

と・・・
『ルルルルル ルルルルル ルルルルル~』

そして電話の音で本当に覚めた
「何時だと思ってんだ、このタコ!、早く会社に来いっ!」
課長の声だった・・

今朝は課長に3回怒られた・・


上記文章はサイト制作者の完全なオリジナル創作文です。写真も本人が撮影しています。内容の模倣や転載、転用を固く禁じます。(2022年8月25日:タウンクリニックドットコム・時代文化ネット)
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この楽曲に対する名曲という評価はすべて個人的な感性によるものです。当方は専門家でもなく、また好みや嗜好は個人差があることをご承知おきください。

※ここに記載している記事は基本的にはオリジナルの内容ですが、記事の正確さを目指しているので年次など確定事実については一部は公開情報を参考にしていますことをご承知おきください。