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表題の「夢の跡」は村下孝蔵の3枚目のアルバムで、表題曲名のアルバム「夢の跡」の収録曲です。このアルバムには大ヒット曲「ゆうこ」が収録されいて、少し地味に感じますが、私は個人的にはこの曲の方が好きです。

わかりやすい哀愁たっぷりのシンプルなメロディーですが、長年聴いても全然飽きがこない曲です。
またこの曲は詞がセットになっておぼえているくらい印象に残る詞で、この曲を聴いていると頭の中に詞のような風景が浮かび上がります。個人的な勝手な妄想ですが、夕暮れの瀬戸内海沿岸の高台のある歴史的な城下町という感じに思っています。

もしかしたらカラオケかなにかの映像の影響かもしれませんが、それにぴったりの歌詞だと思っています。

特にはいりの、
「階段を登れば 街並の見える丘 霞立つ夕暮れの古い都町 風の歌が遠くで 泣いてるように響く 港からは最後の フェリーが離れてゆく~」(引用)

という部分は、最初の部分ですが、この曲のハイライト的な部分だと感じています。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

この曲は例の荻窪のスナックでも頻繁に歌っていました。

ママは、
「いい曲で物悲しい歌だけど、歌詞的にはあんたと正反対の歌よね」

「あんたの場合は失恋が物悲しくなるんじゃなくて、なんか滑稽なのよね」

えーっ?

「あんたがふられる時はきっとこんな感じよ」

・・・・・

「ぼ、ぼくと付き合ってください!」

ところが女性は、
「ご、ごめんなさい・・」

すると
ちょっと、待った―!!

その時急に他の男が乱入してきました。

「えっ? 何だ? ねるとんか?」

ところが女性は一変、
「あなたとならいいわよ!」

そして女性はその男と一緒に行ってしまいました。

△△はひとり残されてしまいました。
「あーあ、ふられちゃったよ~」

と、そこにまたひとり別の女性が通りかかりました。

すると△△は急に立ち直りました。
「よっしゃー!」

「ぼ、ぼくと付き合ってください!」

するとその別の女性は。
『えっ? 何なの?この人?』
とも思いましたが・・
前の女性同様、
「ご、ごめんなさい・・」

するとまたどこから来たかわかりませんが、
「ちょっと、待った―!!」
と、また他の男が割って入ってきました。

「えっ?」
何なんだ?
俺も非常識だけど、こいつらもいつの間に・・

でもその別の女性も、
「あなたとならいいわよ!」

と、別の女性も突然現れた他の男と一緒に行ってしまいました。

また△△はひとり残されてしまいました。
「あーあ、またふられちゃったよ~」

するとまたさらに別の女性が・・

「よっしゃー!」
   :
「ご、ごめんなさい」
「ちょっと待った―!」
   :
                                ・・・・・

「と、こんな感じで、あんたは女性にふられ続けるのよ」

何なんだよ!この設定は?

それじゃまるで俺は『ろくでなし』か『ひとでなし』かもしくは『節操のない男』みたいじゃないか・・

「ちがうわ!」
「あんたは『ろくでなし』で『ひとでなし』で『節操のない男』なの。どれかじゃなくて全部なの!!」

・・・

この楽曲に対する名曲という評価はすべて個人的な感性によるものです。当方は専門家でもなく、また好みや嗜好は個人差があることをご承知おきください。

※ここに記載している記事は基本的にはオリジナルの内容ですが、記事の正確さを目指しているので年次など確定事実については一部は公開情報を参考にしていますことをご承知おきください。